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外国の青年を外国語指導助手などとして、1年から5年の任期で日本に派遣する「JETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme)」を終えて今年度に帰国した参加者の帰国歓迎レセプションが13日、マンハッタン区の日本クラブで行われた。JET同窓生の他、日系企業の採用担当者や各県県人会会員らが、約10人の帰国者の新たな門出を祝った。
在ニューヨーク日本国総領事館の佐藤勝広報センター長に続き、一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)ニューヨーク事務所所長の赤木善弘さんが「おかえりなさい」とあいさつ。JET同窓会ニューヨーク支部会長のブレンダ・マッキンニーさんも登壇し「今後も夢を大きく、文化の翻訳者として活躍してほしい。頼りがいのある同窓生がいることを忘れないで」とエールを送った。
秋田県に2年間滞在したクリフォード・マーズさんは「日本語というより秋田弁に苦戦した」と笑顔で話した。今後は文化的・商業的背景も考慮した翻訳について本格的に勉強したいという。また、熊本県に派遣され、現在はエール大学で公衆衛生学を学ぶアレハンドラ・モンカヨさんは2016年の熊本地震を被災。「日本で災害を乗り越えた経験は必ず将来の役に立つ」と力を込めた。

自己紹介する帰国者ら
(photo: Yuriko Anzai / 本紙)
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