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【29日付ニューヨークポスト】タクシー運転手の相次ぐ自殺を受け、ニューヨーク市タクシーリムジン委員会(TLC)は、発行するタクシー営業許可証(メダリオン)の更新費用など約2000万ドル(約22億5000万円)を免除すると発表した。
市のメダリオンを維持するために必要な経費は2年ごとに1100ドル(約12万4000円)に上る。内訳はメダリオンの更新料550ドル(約6万2000円)と1回90ドル(約1万円)の車検費用6回分、メダリオンプレート交換代10ドルだ。車いす対応車両はさらに540ドル(約6万円)かかる。今回の措置では、今週が支払い期限となっていた一般のメダリオン1万1286件および車いす対応車両2301件、総額約2000万ドルを免除する。
市議会のマーク・レバイン議員(民主)は、メダリオン所有者が抱える問題への長期的解決策および財政的苦境に瀕する運転手の救済策を打ち出す条例案を市議会に提出しており、今回の免除は、同条例案が可決されるまでの救済策。
市タクシー労働者連盟の責任者、バイラビ・デサイさんは、「運転手は苦しんでおり、現時点ではどんなことでも支援となる。深謝する」と述べた。
市では昨年11月からこれまでに、3人のタクシー運転手を含む7人のハイヤー運転手が生活苦を理由に自殺している。

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