中間選挙の投票が始まった6日、ニューヨーク市内では有権者が投票所に詰めかけた。ブルックリン区公立図書館で民主党候補に投票した白人男性、コリー・セダーガイストさんは「トランプは米国を傷つけた。(ロシア疑惑など)国民は真実を知りたがっている」と訴えた。黒人女性のルーキー・テイラーさんは「上・下院ともに良い仕事をしているが、トランプは史上最低の大統領。もちろん民主党」と話した。トランプ政権、共和党に対する「審判」はいかに。

ブルックリン美術館も投票する有権者で長蛇の列=6日午前撮影 (photo: Asami Kato / 本紙)
共和・民主どちらに入れる? フェリー乗り場で聞いた市民の声
【4日付WNYC】6日は中間選挙。マンハッタン区とスタテン島を結ぶフェリーのそれぞれの乗り場で、どの政党を支持するかニューヨーク市民の声を聞いた。
「100%トランプ支持よ」と話すのは、スタテン島出身でミネソタ州在住のスザンヌ・グラボアさん。「(トランプ政権は)すでに業績を挙げている。上下両院で引き続き共和党が多数を占めれば、もっと期待できる」と話した。スタテン島在住のビル・キスコウスキーさんは共和と民主の間で揺れる自称「スイングボーター」。今回は財政赤字を膨らませた共和党に「お灸をすえる」といい、「大統領は共和党員とはいえない。早くいなくなったほうがまし」と嫌う。ニュージャージー州在住のリンダ・クイックさんは、共和党のワシントン支配を懸念。「(現政権の)監視・抑止機能が必要」と、民主党に投票すると明かした。同州在住の環境関連の企業弁護士、キーナン・ブラウンさんは「環境保護とビジネスは両立できる」と、地球温暖化対策を進める民主党に肩入れする。
スタテン島在住のトム・サイノットさんは共和党支持者で2016年の大統領選ではトランプ氏に投票した。しかし「早朝からつまらないことをツイートする」と批判。では、民主党候補に投票するかと尋ねると「可能性はあるが、まだ分からない」と揺れ動く心境を吐露した。

Santeri Viinamäki
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