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ニューヨーク倫理友の会は8日、18回目となる年次総会をニューヨーク・アスレチック・クラブで開催した。
同会総裁で一般社団法人倫理研究所理事長の丸山敏秋氏が登壇、「自己を磨き高める〜大変動の時代の心得 パート2」と題し講演を行った。丸山氏は「この変動の時代、これからは常識が通用しない、先が読めない時代になる」とした上で、「自らを鍛える」ことの大切さを強調。英語学者の田中菊雄(1893〜1975年)著「知的人生に贈る」から「人生出発に必要な3つのこと」を参考に、人生の奥深さを説いた。また、昭和を代表する俳優の1人、森繫久彌(1913〜2009年)を例に挙げ、苦労を乗り越え生き抜くからこそ、他者への思いやりが得られると熱弁した。
国連代表部次席の川村泰久大使も出席、国連加盟国間で意見が対立する中で「日本の主張を地道でも丁寧に説明すれば理解を得られる」と、人間関係構築において真摯に向き合うことの大切さを語った。
終盤では歌手のKa-Na(植村花菜)さんが「光」「トイレの神様」などを披露。協賛企業による景品を懸けたじゃんけん大会も行われた。総会は、ニューヨーク倫理友の会理事長のリンゼイ芥川笑子さんの司会のもと、終始なごやかに進められた。

講演する丸山敏秋氏
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