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ブルックリン区連邦地方裁判所の陪審は12日「エル・チャポ」の通称で知られるメキシコの「麻薬王」、ホアキン・グスマン被告(61)に対し、麻薬密売、誘拐、資金洗浄などを含む26件の薬物関連違反と1件の殺人謀議の罪で有罪評決を下した。米司法省によると、量刑言い渡しは6月25日に予定。終身刑になる可能性がある。評決によると、グスマン被告はメキシコの麻薬密売組織シナロアカルテルの首領として1989年から2014年まで大量の麻薬を米国に密輸していた。

昨年11月13日から始まった公判は3カ月にも及んだ。裁判を傍聴しようと大勢の人が連日、未明から詰めかけた=1月30日午前6時ブルックリン区連邦地方裁判所で撮影(photo: Yuriko Anzai / 本紙)

グスマン被告(photo: Ted Psahos)
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