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マンハッタン区ミッドタウンにある創立44年の語学学校、アメリカン・ランゲージ・コミュニケーションズ・センター(ALCC)が、突然の閉鎖を発表、留学生に混乱を招いている。ニュースサイトのTHE CITYが4日、報じた。授業は全て中止され、学生ビザで同校に通う留学生は転校手続きを余儀なくされている。
ALCCは1975年創立。記事によると、ほとんどの学生は3日、登校した際「全てのクラスは中止」との貼り紙を見て閉鎖を知った。理由の説明はなかったという。THE CITYはALCC代表のピーター・パッチャー氏が3日、職員に宛てて送った文書を入手。これにはALCCが直ちに営業を停止すること、学生には転校を促し、支払い済みの授業料の返金はしないことが書かれていた。また、返金についてはニューヨーク州教育局に問い合わせるよう指示されていた。
学生ビザの申請には、大学や語学学校が発行する入学許可証(I-20)が必要。記事によると同校に通う学生が米国に滞在し続けるためには、転校先の学校から新たなI-20を取得する必要があり、留学生は手続きに追われているという。混乱を受け、同区の語学学校、ZONIランゲージセンターはALCCに通っていた学生を対象に入学手続きを受け付け。フェイスブックに「領収書があれば、ALCCに支払い済みの授業料を引き受けられる可能性がある」と投稿し、転校を呼び掛けた。
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