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11日は米国ペットデー。飼い主がペットに愛や感謝を伝える日だが、ニューヨークでは動物医療に問題があるようだ。地元ニュースサイト、ザ・シティーは9日、ニューヨーク州で獣医の監督が適切に行われておらず、悪質な獣医が治療を続けている実情をレポートしている。監督を行う機関が深刻な人手不足にあるのが理由のようだ。
記事では2017年、クイーンズ区で背中の腫瘍を取り除く手術を受けたポメラニアンの例を紹介。危険性の低い手術だったにもかかわらず、犬は術後、感染症にかかり間もなく死んだ。担当した獣医は手術の2年前、粗悪な治療を行ったとして州から6カ月間の手術禁止処分を受けていたという。飼い主の女性は、獣医の過去について何も知らされなかったと同サイトに明かしている。
同サイトによると州の免許委員会は、13年11月から今年2月までの間に、州の免許を持つ獣医6679人と動物看護士5383人を懲戒処分にしている。しかし、医療処置や治療の初歩的なミスで処分を受けた獣医のうち35人以上が数カ月で現場に復帰。追加訓練を命じられた獣医はほとんどおらず、処分について開示する仕組みも整っていない。処分を5回受けてもなお治療に当たる獣医もいるという。
記事によると獣医の監督は、州教育局の捜査官63人が担当。捜査官1人当たり5年で平均240件の苦情を処理している。獣医の他に50種類以上の専門職への苦情の対応も行っているため、手が回らないのが実情だという。
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