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自由の女神像近くに建設中の博物館が今月16日、オープンする。米国立公園局はこれに合わせ、16日から自由の女神像の展望台およびエリス島博物館での、民間ツアーガイドが率いる観光客団の立ち入りを禁止する。ニューヨークタイムズが1日、報じた。ツアー客が混雑やもめ事の原因になるとしている。
同紙によると、民間の団体ツアー客は、リバティ島内、自由の女神像の外側部分と、女神像内部の展望台階下のロビーと中2階への立ち入りは許可される。
自由の女神像やエリス島を訪れる観光客は年間450万人。民間のツアーガイドがグループを率いる観光スタイルも人気で、こうしたツアー客は毎日1000人程度だ。それでも訪問客はピーク時で1日2万4000人に上ることを考慮すると、ツアー客は一部に過ぎない。
同局の報道担当、ジェリー・ウィリスさんは同紙に「ツアーが異常な混雑状態をもたらし、内部空間のスムーズな管理運営を妨げる」と指摘。集団で行動するため、人の流れを妨害するとの苦情もある。ツアーガイドが大声で誤った説明をしたり、団体客が主要展示物を占領して他の客ともめたりすることもあるという。
これに対し、ツアーガイドで構成するニューヨーク市ガイド協会のマイケル・モーゲンソールさんは同紙に「行き過ぎで、逆効果」と反発。大多数のガイドはグループを効率的に誘導しスムーズな人の流れに貢献していると主張した。さらに「ツアーガイドの説明を受けられず、不満が募る観光客も出るのでは」と懸念も表明したという。
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