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今年で24回目となる「JAAニューヨークで活躍する日本人・日系人美術家展」がマンハッタン区のニューヨーク日系人会(JAA)で2日から始まった。同日夜、オープニングレセプションが行われ、200人を超える来場者でにぎわった。
同展は、内外で評価の高いベテランから新進まで幅広い層の美術家の作品を展示販売するJAAの人気企画。油絵、水彩、版画、彫刻、立体などさまざまな手法の作品59点が集められた。
JAAの事務局長、野田美知代さんによると、今年は前回と比べて号数の大きい作品を選考。また、毎回似たような作品が並ぶのを避けるため、名前が売れていても、ここ3年ほど展覧会を開いていないなど積極的に活動をしていない作家は外した。新人3人を入れたという。野田さんはその趣旨を「アートは生き物」と説明した。
友人に誘われ初めて訪れたという写真スタジオ勤務の坂本たくやさんは、「気になる作品がいくつかある。完成した作品が持つ力に触発された」と話した。
同展は18日(土)まで。売り上げの50%はJAAの活動資金に充てられる。

作品に見入る来場者たち
(photo: Asami Kato / 本紙)

作品に見入る来場者たち
(photo: Asami Kato / 本紙)
JAA
49 W. 45th St., 11th Fl.
(bet. 5th & 6th Aves.)
☎212-840-6942
www.jaany.org
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