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自己啓発団体「NXIVM(ネクセウム)」内のカルト的結社で、女性を洗脳し「奴隷」として性行為を強要した罪に問われている創始者のキース・ラニエール被告(58)の陪審裁判で13日、長年幹部を務めていた男性が証言台に立った。ニューヨークタイムズが同日、報じた。結社内の女性が異常に痩せて骨ばっていったなどの実態を明かした。
同紙によると、ブルックリン区の連邦地裁にこの日証人として現れたのは、ネクセウムで10年以上を過ごしたカリフォルニア州の映画製作者、マーク・ビンセントさん。証言によるとネクセウム内は選抜者だけが入れるグループが存在。グループ内で女性はカルトの呪文のような言葉を繰り返し唱え、痩せるよう命令された。ビンセントさんは「女性たちは洗脳され、みるみる痩せていき亡霊のようだった」と振り返った。ラニエール被告の信条を説く集会も開かれ、男性は「現実の仲介者」、女性は「人間以下」だと説教。女性たちはラニエール被告を「オラクル(神託)」と崇拝したという。ビンセントさんは「女性に対する(被告の)執着は毒々しいほどだった」と証言した。
記事ではまた、「奴隷」にする女性を勧誘した罪を認めた女優のアリソン・マック被告も、ラニエール被告好みの女性になるために痩せこけていったと述べるビンセントさんの証言も伝えた。マック被告を心配したビンセントさんは2015年、ラニエール被告に「彼女は壊れているようだ」と苦言。するとラニエール被告は「まぁ、彼女を破滅させようとしているからね」と答えたという。
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