ニュージャージー州モンマス郡の家庭裁判所の判事が昨年、レイプ罪で起訴された少年が良家出身であることを理由に、寛大な措置を講じるべきだと主張していたことが分かった。このほど行われた控訴審で判決は覆され、同判事は厳しい叱責を受けた。ニューヨークタイムズが2日、報じた。
裁判の書類上、G.M.C.とイニシャルだけが記載された被告(16)は昨年、パーティーに参加した際、酒に酔った16歳の少女をレイプし、その様子を携帯電話で録画。被告はこの動画を友人に見せ、「初めてのセックスはレイプだった」とテキストメッセージを送ったとされる。
同州法では、少年であっても重罪で起訴された場合、成人として審理できるため、検察側は被告を成人扱いすることを家庭裁判所に申し立てた。しかし、ジェームズ・トロイアノ判事は、同被告の行為はレイプに当たらないと判断。同被告の家柄が良く、名門校に通う優秀な生徒でイーグルスカウトの元メンバーであることから、起訴によって被告の将来が台無しになることを被害者に説明するべきだと検察側に迫っていた。
控訴審は同被告を成人扱いとし、大陪審で審理する決定を下した。
「良家出身だから」判事が寛大措置 レイプ罪で起訴の少年、控訴で逆転判決
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