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けがや病気、高齢などで自宅から出られないニューヨーカーは珍しくない。それでもあらゆる方法で外の世界とのつながりを保っている。そんな「ホームバウンド」生活をウォール・ストリート・ジャーナルが23日、レポートした。
同紙の記者が訪ねたのはマンハッタン区ハーレムのアーシャ・ベルさん宅。ハーレムで育ち弁護士として働いた後2008年に退職。腰と足を痛め、2年前からアパートから一歩も出ない生活を送る。料理と掃除はヘルパー頼り。しかし、病気や失業などで絶望した人に電話で助言するボランティアを通して、外の世界とつながっている。好きな本を読んだり、フェイスブックで友人とチャットしたりするのも楽しみだ。
ベルさんが食料調達に利用しているのは非営利団体ウィールズが提供する高齢者向け食料無料配達プログラム「シティーミールズ」。1万8000人を超える受給者のうち約4割は、生活のほとんどを自宅で過ごす。上級ディレクターのベス・シャピロさんが同紙に話したところによると、自宅から出られなくても、自身が育った町に住み続けたいと願うお年寄りが多いそうだ。
ベルさんは同紙に「外を歩いていても自分の殻に閉じこもっている人もいる。どんな人生にするかは自分次第よ」と笑った。
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