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マネー・ドット・コムが14日に発表した、教育の質と学費のバランスで評価した「全米大学ベスト100」の2019〜20学年度版に、ニューヨーク市の4校がランクインした。中でも注目は、2位に入ったニューヨーク市立大学(CUNY)バルーク校だ。
ランキングの対象となるのは、全米の4年制の公立大学または私立の非営利大学で、500人以上の学生が在籍し、卒業率が全米の平均以上の大学744校。これらの大学の学生と教員の比率、卒業生の初任給、授業料など26の項目から評価し、格付けしている。
2位に入ったCUNYバルーク校は、学生の70%が6年以内に卒業すること、助成金を引いた年間純授業料の平均が4900ドル(約52万円)と圧倒的に安いことが評価された。市からは他にも、CUNYのブルックリンカレッジが35位に、助成金を引いた年間純授業料の平均が2万4400ドル(約260万円)のコロンビア大学が81位に入った。
ランキングの対象となった大学の学資ローン債務の平均は2万3133ドル(約246万円)だったが、CUNYの平均は1万1136ドル(約119万円)と約半額。80%の学生が学資ローンの債務なく卒業するという。
全米で最大の都市大学システムであるCUNYには現在、25のキャンパスに27万人以上の学生が在籍している。
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