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ニューヨーク市でバーやレストランでの禁煙条例が施行されたのは2003年。しかし、たばこの販売が売上高の少なくとも10%を占める場合は同条例の適用外とされた。現在、そうした喫煙可能なバーはマンハッタン区にわずか8軒。それでも、「落ち着く」「社交的」と根強い人気だ。愛煙家の「聖地」ともいえるこれらの店についてウォール・ストリート・ジャーナルが17日、レポートした。
イーストビレッジの「カーマラウンジ」は一見、どこにでもあるバー。しかし、ドアに小さく「たばこ吸えます」と書かれている。大学教授のクリス・ソロチンさんはロングアイランドから片道90分をかけて「月に2回は巡礼する」と話す。州外からも訪れる客で店は毎晩大にぎわいだ。同店のバーテンダー、モーリス・ロドリゲスさんは、「禁煙にした場合、売り上げは半減する」と予測する。
アッパーイーストサイドの「クラブマカヌド」は、革張りのソファーと木目調の内装が古き良き時代をほうふつとさせるシガー(葉巻)バー。スコッチウイスキーと葉巻で約100ドル。常連は中年の富裕層。警察官や消防士も多いという。
ソーホーの「ソーホー・シガー・バー」は1998年に「サーカタバック(たばこの時代)」として開業。店主のリー・リンゲルハイムさんは、(禁煙条例を施行した)ブルームバーグ前市長のおかげで店が繁盛したとして、「感謝を込めて、わが子に前市長の名前を付けたい」と笑った。

ソーホー・シガー・バーの公式
インスタグラム(sohocigarbar)より
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