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ニューヨーク市内の私立高校の卒業生の大学進学率は昨年、過去最高の61.8%を記録。人種別で見ると、アジア系が80.5%と、これも過去最高だったことが、市教育局(DOE)がまとめた統計から分かった。
白人は73.4%、黒人は55.9%、ヒスパニック系は54.1%だった。
2013年の大学進学率は50.9%で、11.9%上昇。12.4%上昇した黒人、11.7%のヒスパニック系と比べ、白人は5.5%、アジア系は8.1%と人種間の格差が縮まっていることも明らかになった。DOEのダニエレ・フィルソン報道官はニューヨークポストの取材に「コミュニティーの枠を超え、全ての子どもたちが質の高い教育を受けられるよう努力している」と話した。
昨年の市の大学進学者は4万8782人。そのうち、私立大学(CUNY)に入学したのが2万7783人、州立大学(SUNY)は8241人だった。4637人が州外の大学を選んだ。私立大学に入学したのは6858人だった。1263人は専門学校などに進んだ。
大学進学率は向上したが、卒業率はどうか。
DOEは、大学1年の3学期まで在籍しているかどうかを追跡調査しているが、卒業率までは把握していないという。CUNYがまとめた報告によると、入学後、留年せずに進級できたのは昨年、51%にとどまった。
教育関係者は、公立高校では、大学の授業についていけるだけの教育を行っていないのではないかと懸念している。
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