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映画館チェーン大手、AMCエンターテイメント・ホールディングスは、新型コロナウイルス感染拡大の予防として3月から閉館している映画館を、7月から再開する予定だと発表した。ウォール・ストリート・ジャーナルが9日、報じた。
AMCは、各映画館が閉鎖した影響で、3月30日までの第1四半期の最終2週間には事実上、収益がなく同四半期に22億ドル(約2351億円)の純損失を記録した。損失の大部分は18億5000万ドル(約1977億円)の現金以外の減損損失によるものだが、パンデミックの影響が関連しているのかは明記されていない。
AMCの最高経営責任者のアダム・アーロンさんは9日、「生き残るためにはすべての映画館を再開するしかない」と主張。全米のAMCの映画館の約97%を7月に再開させる計画である。一方で業績の悪化に伴い、いくつかの映画館を閉鎖することを検討するという。
また、アーロンさんによると、欧州にあるAMCの映画館は、ここ数日間で着々と営業を再開。社会的距離を維持するため、館内の収容人数をこれまでの25%に削減しているが、客足は好調だったという。
AMCは今月初め、投資家に対し、4月30日時点での現金残高が7億1800万ドル(約767億円)。今年の夏以降、営業が再開するまでの間、この残高で乗り切らねばならないと話している。しかし、映画館が順調に再開できなかったり、予定されていたリリースが遅れたりすると、業務を継続できない可能性もあると話していたという。

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