ニューヨーク市内でヨガ教室の廃業が相次いでいる。高家賃で青息吐息だったところに、コロナ禍が追い打ちをかけた。ニューヨークタイムズが17日、報じた。
ブルックリン区パークスロープのベンド&ブルーム・ヨガは、2008年にオープンして以来、地域に欠かせないオアシスだった。ところがコロナで過去5ケ月閉鎖。その間も家賃や光熱費を払っていたが、ここにきて白旗を掲げた。オーナーのエイミー・クイン・スプリナさんは「今こそヨガや瞑想が必要な時なのに」とこぼす。ニューヨーク州のクオモ知事は8月、ジム再開を許可しそれに関するガイドラインを発表したが、ニューヨークのデブラシオ市長はこれにグループレッスンを除外した。03年からクイーンズ区で2つのヨガ教室を運営するマーティン・ケレステスさんも「トンネルの向こうにも光は見えない」と頭を抱える。
市内最古のチェルシー地区にあるシバナンダ・ヨガ・ベーダーンタ・センターは活路を求め、創立60年来初めてオンラインクラスを提供する。マネージャーのニーティ・バティアさんは「なんとかヨガの教えを残したい」と思い入れを語っている。スプリナさんもオンラインと屋外のレッスンを開始した。ただ、「部屋の中で、一緒に息をして、体を動かしてこそヨガ」と、捲土重来の機会を待つ。

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