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連邦司法当局は21日、中国政府のスパイとして、ニューヨーク市内在住のチベット人に関する情報などを中国領事館の高官に渡していた容疑で、同市警察(NYPD)の警察官、バイマダージ・アンワン容疑者(33)を逮捕、起訴した。ニューヨークタイムズが21日、報じた。
同容疑者はチベット生まれ。中国で拷問を受けたと申告して、米国への亡命が認められた。2016年からNYPDの警察官としてクイーンズ区第111部署に所属。陸軍予備軍で、機密事項を扱っていたこともある。告訴状によると、少なくとも18年から中国領事館の高官2人と接触。機密情報を提供する代わりに報酬を受ける非合法的な約束を交わしている。同年10月には、アンワン容疑者が高官にクイーンズ区にあるチベット・コミュニティーセンターを訪問することを示唆。「チベット人の活動の拠点。有益な情報が得られるかもしれない」と電話で語っている。この他、高官をアジア系警察官の年次晩餐会に招待したことも判明している。同容疑者の弁護士は、コメントの求めに応じていない。
中国は1951年、チベットを占領。分離・独立の動きに神経を尖らせている。ワシントンD.C.の活動家団体、インターナショナル・キャンペーン・フォー・チベットは、「中国は世界中で反対派を弾圧しようとしている」と批判している。

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