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ニューヨークのレストランの屋内営業再停止が危惧されている中、市内のレストランは屋外営業が継続できるよう、高額を注ぎ込んで対策を講じている。ニューヨークポストが7日、報じた。
ミッドタウンの高級ギリシャ料理店、ネライでは1000平方フィートの裏庭に45人分の席を確保している。そこに最近、屋根付きの棚を設置。3方を壁で囲い、プレキシガラスの窓を開けた。内部の配線もやり直し、照明やヒーターも新しくした。合計12万ドル(約1250万円)の出費だ。オーナーのスピロ・メネガトスさんは、「生き残りを賭けている。デリバリーだけでは食いつないでいけない」。
フランス料理店、フィッグ・アンド・オリーブはミッドタウンの店舗を畳んだ。ミートパッキングディストリクトの店舗は、屋外テーブルにドーム状のイグルーをかぶせた。椅子には毛皮のライニングを付けて北国の雰囲気を醸し出す。モクシーNYCタイムズスクエア・ホテルには1万平方フィートのマジックアワー・ルーフトップ・バー&ラウンジがある。この屋外レストランが最近、ピンク色のスキーロッジに変身した。床から天井までピンク色のログを使い、ピンク色の暖炉や雪まであるという趣向。マーケティング担当のイボンヌ・ナジョーさんは「旅行ができないニューヨーカーに、アスペンやベールを運んできた」。

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