
学園長
岡本 徹
新年明けましておめでとうございます
今年が世界の子どもたちにとり、平和で安心できる1年になることを願ってやみません。昨年私どものニューヨーク育英学園は創立41周年を迎えました。幼児部、小学部の子どもたちをいかに育てるのかは彼らの人生を考えるうえで最重要課題であります。学力と体力のみならず、健全な日本的な情操を海外でいかに育むかは多くのご家庭で話題になっていることでしょう。
本学園には多くの学校行事があります。子どもたちの大きな関心は「運動会や学園祭などでいかに活躍できるのか」です。学園ではこのコロナ禍、密にならずに安全に、どう子どもたちにドキドキ、ワクワクを与えられるか、知恵を絞っています。秋の運動会は「育英オリンピック2020」と銘打ち各学年ごとの競技で、紅白に分けて競い合いました。グランドでの試合を他の学年はクラスで応援するのですが、オリンピックのように競技を2週間に分けて行い、連日随分と盛り上がりました。
また、学園祭の発表会はオンラインでの開催となりました。無観客で、各家庭とオンライン、ライブ中継を結んで発表をしました。グリーンの布を体育室に張り巡らし、ライブの映像と背景や大道具を映像データに変え、合成する技術を駆使したことで、見事な発表となりました。
アイディアと工夫で随分と質の高いものを作ることができたと子どもたち、先生たちも満足気でありました。
これらの行事から、自然に生き生きとした作文や詩が生まれます。海外子女教育振興財団主催の海外子女文芸作品コンクールでは、今年はニューヨーク育英学園全日制部門とサタデースクール2校が学校賞を得ることができました。子どもたちは今、「やぶさ2」の快挙に熱狂しています。
将来当地で育った子どもたちの中から、科学者や世界のリーダーが登場してくることでしょう。その時を楽しみに学園は一歩一歩前進して行きます。本年も皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。
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