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連邦政府による600ドルの現金支給が始まった。追加景気刺激策の一環だ。どう使うかをニューヨーカーに尋ねた。ウォール・ストリート・ジャーナルが5日、報じた。
「請求書の支払いに充てる」と答えたのはスタテン島フェリーを待つエボニー・バッツさん。昨年夏の1200ドルも生活費に消えたという住民は多い。次に多いのは「家賃」。ブライアントパークでコーヒーを飲んでいたレイチェル・キャロンさんもその1人。600ドルの追加失業保険給付が切れ、配達の仕事に就いたものの収入が少なくなったというブルックリン区イーストフラットブッシュ在住のロバート・ゴールドバーグさんも「家賃に」。
マンハッタン区のサイコセラビスト、ナン・ナリ—=セイフさんは、オフィスを閉鎖し、遠隔治療に専念。「家賃を払わなくてすむから、貯金する」。ブルックリン区ブラウンズビルのシャノン・ヘーズさん(44)は「コロナ後に期待して、航空会社の株を買う」。バッテリーパークシティのアリエラ・スソウさん(33)は「恵まれない人に寄付する」となかなか消費に回らない。
ついに見つけたのがワシントンハイツのパラリーガル、ネイシ・グズマンさん。「ストレス発散に、お酒のボトルを1本。いや、2,3本・・・少しは貯めた方がいいかしら。今年もどうなるかわからなものね」。

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