NY州、失業保険を二重払い
返還要求メール送付、該当者は当惑

ニューヨーク州労働局(DOL)は、2020年4月と5月、「少数の」失業者に失業保健給付を二重払いしたことを明らかにした。同局は16日、返還を求めて該当者に電子メールを送付した。ゴッサミストが18日、伝えた。
昨年、コロナウイルスの蔓延が深刻化する中、ニューヨーク州内では失業者が急増。州のシステムへのアクセスが過剰となり、クラッシュが発生した。その過程で二重払いというミスが起きたが、DOLはその原因について詳しく説明していない。また、該当者が何人いるかについても明言を避けている。
一方で「連邦法に則り、過剰給付分を返却しなければならない」とツイート。該当者には書簡が届くと説明している。また、23日からは返還免除の申し込みも受け付ける。 返還免除を受けなければ、二重払いを精算するまで今後の給付を20%ずつ削減される。
アッパーウエストサイド在住のブライン・テイラーさん(40)は、フリーランスのファッション・スタイリスト。二重払いがあった旨のメールを受け取った。クオモ知事が昨年4月上旬、失業者には600ドルを追加で即時に支払うと記者会見で発言したため、その600ドルが届いたと勘違いしたという。テイラーさんは「今更返せと言われても」と当惑を隠せずにいる。
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