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2035年までに全スクールバスを電気化
デブラシオ市長が積極的な地球温暖化対策

ニューヨーク市のデブラシオ市長は22日、2035年までに全てのスクールバスを電気バスに切り替えると発表した。
スクールバスは今年から、NYCスクールバス・アンブレラ・コーポレーション(NYCSBUS)が市と協力して運営し、現在960台のバスを保有する。市は3000万ドルをかけて、向こう2年間に75台の電気バスを購入する。これにより、スクールバスからのCO2(二酸化炭素)排出量を30%削減し、大気汚染や 健康被害を防止することができる。「交通機関の未来は、今、ここに始まる」とデブラシオ市長は宣言。環境・サステナビリティ(持続可能性)局のベン・ファーナス局長も「子どもたちのために、内燃機関からの離脱を図るべきだ」と指摘し、市教育局(DOE)のメイシャ・ポーター局長は「クリーンでグリーンな環境という明るい未来に一歩前進する」と話した。
市はすでに昨年2月、緊急車両を除く市保有の車両3万台の全てを40年までに電気自動車(EV)にすると発表。25年までに市内の新規車両登録の20%をEVにするという目標も掲げ、全ての駐車場で少なくとも20%のスペースに充電設備設置を義務付ける。路上駐車スペースについては少なくとも40%に充電設備を設ける予定だ。
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