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500万人以上が2度目接種せず
ワクチン副作用への恐れ、在庫不足など原因

新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、米国人の8%にあたる500万人以上が2度目の接種を受けていないことが明らかになった。2回目の接種による副作用への恐れや、1回目で十分に免疫を持てたと信じていること、国内の一部地域でワクチンが不足し続けていることなどが原因。ニューヨークポストが25日、報じた。
米疾病管理予防センター(CDC)の統計によれば、半数以上の米国人成人が少なくとも1回はワクチンを接種したものの、完全に接種を終えた人は30%に満たない。数字がずれている原因のひとつは、接種後3〜4週間の待機期間が必要なためとされている。
米食品医薬品局(FDA)のワクチン諮問委員会のメンバー、ポール・オフィット氏は「2回目の接種が必要なので、非常に心配だ」と述べている。
医療専門家によると、ファイザー社とモデルナ社のワクチンについて、2回目の接種を終えないと、感染力の強い変異株ウイルスに感染しやすくなるという証拠が増えてきているという。1回の予防接種による防御効果がどのくらい持続するかは不明だとしている。
ニューヨークポストの取材に対し、1度目の副作用が原因で断念した人は「現時点では、2回目の接種を見送ることが明確で、非常に心地よく感じる」と答えている。
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