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症例の報告前に、コロナ感染者
全米5州で確認、NIHの研究結果

ウォール・ストリート・ジャーナルは15日、2019年12月から20年初めにかけて、イリノイやマサチューセッツなど5つの州で、新型コロナウイルスの感染者が出ていたとする血液サンプルの研究結果を掲載した。最初の症例が報告される前に、これらの各州で感染が広がっていたことが明らかになった形。研究結果は、Clinical Infectious Diseases (電子版)が同日、伝えている。
米国立衛生研究所(NIH)の研究プログラムとして、科学者たちは採取された血液サンプルを分析。2州のほか、ミシシッピ、ウィスコンシン、ペンシルベニアの各州で、最初の症例が確認される数日前から数週間前の時点で、コロナに感染した7人を特定した。少なくとも、2人は、軽い症状を示した。
ジョンズ・ホプキンス大公衆衛生大学院のアルソフ准教授は「これまで、あまり注目されていなかった州で、ウイルスが広がっていたことが分かった」と指摘。別の科学者は「当時は、米国で広範囲にわたる感染がなかった」と話す。公衆衛生当局は当時、コロナの感染流行国に渡航した人だけに留意していた。
アルソフ氏は「今回の調査結果は、コロナが米国で発生したことを示唆するものではない」とも強調。19年12月~20年1月当時「多くの人々が飛行機で移動していた」としている。
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