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NYの人口増加数、全米トップ
過去最高880万、10年間で7.7%増

米国勢調査局が12日に発表した最新データによると、ニューヨーク市の人口は、2010年から20年の間に62万9057人増え、過去最高の880万人に上り、増加数は全米主要都市の中で、トップに立ったことが明らかになった。昨年からの新型コロナウイルス感染拡大を受け、郊外への人口流出が一定程度進んだものの、過去10年でみると増加傾向を示している。ニューヨークポストが同日、報じた。
人口の増加率は7.7%。増えた人口数は、ヒューストンやダラス、フェニックス、ロサンゼルス各市の増加数の合計を上回る。最大規模のブルックリン区は、9.2%に当たる23万1374人増え、シカゴ市全体の人口270万人と肩を並べた。2番目に急成長しているクイーンズ区は、17万4742人増え240万人。マンハッタン区が6.8%増の170万人、ブロンクス区は6.3%増の150万人にそれぞれ増加。スタテン島でも、5.8%にあたる2万7017人増加し、49万6千人に達した。
人口増加数が全米で2番目に多かったヒューストン市は20万5千人増え、ロサンゼルスとダラス市ではそれぞれ10万6千人、10万7千人の増加。ニューヨークを除く北東部の都市で、増加数全米トップ10入りしたフィラデルフィア市は、7万8千人増えた。前回調査で人口が減少したシカゴ市は、5万4千人増で270万人になった。
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