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テニス全米オープン始まる
大坂・錦織を応援に行こう

(Photo:Carine06 (https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Arthur_Ashe_Stadium_with_the_roof_closed_(32938595438).jpg))
テニスの全米オープン選手権が30日、クイーンズ区フラッシングメドウズで始まった。主催する全米テニス協会(USTA)は入場者にコロナワクチン接種証明の提示を求めると発表した。30日付ニューヨークポストが報じた。
昨年は無観客で実施した全米オープン。コロナ蔓延後初めて、定員の100%まで入場者を認めるとし、2カ月前からチケット販売を開始した。当初はワクチンに関する規制はなかったが、デブラシオ市長事務局が先週、アーサー・アッシュ・スタジアムを屋内会場と認定。屋根が閉まれば、マスク着用も必要となることからUSTAが急遽方針を変更した。
皮肉なことに、プロテニス選手のワクチン接種率は50%と低い。第3シードで注目を集めるギリシャのステファノス・チチパスはワクチン未接種。一方、1回戦で対するアンディ・マリーはワクチン接種済み。「世界中でプレーするプロには他人を思いやる責任がある」と苦言を呈した。
海外からの観客が見込めないことからチケット販売は低調。ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ウィリアムズ姉妹といった有力選手が欠場を決めている。そんな中、大坂なおみは2連覇を狙う。錦織圭も久々に参加。ワクチン証明とマスクを持って応援しに行こう。

クイーンズ・フラッシングメドウズ、2019年撮影
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