NY州の一部に大規模災害宣言 連邦政府が復旧資金援助

 

 

NY州の一部に大規模災害宣言

連邦政府が復旧資金援助

 

被害の現場を視察するホークル知事、4日インウッド(Photo:ホークル知事のツイッター(@NYGov)より)

 

 ニューヨーク州のホークル知事は6日、熱帯低気圧「アイダ」で被害を受けたブロンクス区、クイーンズ区、ウエストチェスター郡などが連邦政府の大規模災害宣言を受けたと発表した。同日、州政府が発表した。

 これにより、被害を受けた住民や地方自治体は保険のあるなしにかかわらず、破損建造物の修理や所有物の買い替えに資金援助を受けることができる。引っ越しや仮住まい、医療費やカウンセリング、チャイルドケア、法務サービスなどに使うこともできる。ホークル氏は「この暴風雨による被害を目の当たりにした。復旧のために全力を尽くす」と発言。 今後も連邦緊急事態管理局(FEMA)などと調整を図り、迅速な支援を促進したい意向だ。

 家主や賃借人が支援を受けるにはFEMAに連絡する。被害状況を説明できるよう、記録を取ることが大切だ。州安全保障局や緊急サービス局は専門職員を派遣し、連邦援助金支給の基となる被害状況の査定を実施している。州は現在のところアイダにより1200世帯以上が被害を受け、被害総額は5000万ドルを超えると把握している。州はまた支援に関する情報をまとめたホームページを開設(http://ny.gov/ida)した。このページを通してFEMAの支援サイトにアクセスすることもできる。

 

被害の現場を視察するホークル知事、4日インウッド(Photo:ホークル知事のツイッター(@NYGov)より)


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