起業家のミライ  日米をつなぐお菓子起業の奮闘

業家ミライ 
日米をつなぐお菓子起業の奮闘

 

 

アメリカンベイキングの先駆者として日本で起業し、第一線を走り続けた森岡梨(Ari Morioka)。

起業家そしてインストラクターとして活躍する彼女の次なる挑戦とは?

 東京、青山日本そして世界から食の“一流”が集まる場所。起業家 Ari Morioka はニューヨークの製菓学校やレストランで修行し帰国後、カフェ・洋菓子店「A.R.I」を同地に開業。「トラブルや苦悩もあったが、自分で決めたことを実行できる事は嬉しかった」と話す。オリジナルレシピを開発、同店のマフィンやクッキーなどは瞬く間に人気となり、アメリカンベイキングの先駆者とも言われるようになった。

 その頃から、NHK「きょうの料理」をはじめとするテレビやメディアへの露出も増え、ウェブサイトに講師としてレシピを提供し、「A.R.Iのお菓子の提案」など書籍を多数出版する。同分野の書籍の中では、レビュー数が圧倒的に多く、評価も高く多くのメディアにも取り上げられた。

 「声を掛けてくれたイベントに参加したり新商品の開発やレッスン開始など、新しい事に挑戦し続けていた」と振り返る。その頃は順風満帆だったのか、との問いにこう答える。「もうだめだ、と思うこともあった。それでも”絶対に諦めない。目標は達成する”という強い意思が私を突き動かしていた」。(第2回へ続く)

出版イベントでスピーチをするAri Morioka

森岡 梨(Ari Morioka)

Profile:東京・青山で洋菓子店「A.R.I」を開業。同店の焼き菓子は幅広い層から人気を博し、日本のマフィンブームの立役者とも言われる。「A. R. Iのお菓子の提案」など著書多数。2017年、同店を閉店。その後、講師としてのワークショップ等も多数開催。2021年にニューヨークでA.R.I. Muffins (www.arimuffins.com)を設立。

 

 


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