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屋内マスク義務化を継続、NY州
控訴裁が州寄りの判断

ニューヨーク州のホークル知事が昨年12月に施行した屋内マスク義務化を巡って、混乱が続いている。
26日、CNNが報じた。
ロングアイランド・ナッソー郡の州地裁は24日「義務化の権限は州議会にある」と判断。義務化を「非合法」とした。これに対し、ホークル氏は「公衆衛生上の危機に対処するのは知事の役目」として控訴。地裁判決の執行停止を求めた。25日、控訴裁は審理することを決定し、州の求めた執行停止を認めた。これにより、義務化は継続することになった。ホークル氏は「常識に沿った決定。コロナ蔓延を防ぎ、命を救う」と評価した。義務化に反対して裁判を起こした原告側は「執行停止は一時的。こうした裁判ではよくある決定」として争う姿勢を崩していない。
屋内マスク義務化は、ホリデーシーズンでコロナが拡散することを懸念して出されたもの。1月15日に終了予定だったが、州が2週間延長した。ただし、今では州内では感染が峠を超えた感がある。1月9日までの1週間で陽性反応者は平均59万5095人。24日現在では16万6538人に減っている。
州内では24日の地裁判断を受けて、マスク着用義務化を解除した学校区も多いが、「再度、義務化される可能性がある」と州政府は警告している。少なくとも9学校区と州内のカソリック教区は義務化を続けている。
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