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ホームレス野営地を2週間で撤去
アダムズ市長の新計画開始

ニューヨーク市全域のホームレス野営地を2週間で撤去するアダムズ市長の新しい計画が28日、始まった。amニューヨークが同日、報じた。
市衛生局とニューヨーク市警(NYPD)、ホームレス支援チームはブルックリン区ウィリアムズバーグの高速道路「ブルックリン・クイーンズ・エクスプレスウェイ(BQE)」の下で長年、テントなどの仮設住宅を作って暮らしていたホームレス数人に、必要な荷物だけ集めるよう指示。それ以外の荷物は処分することを伝えた。警官が見守る中、市消防局(DSNY)の隊員たちが、仮設住宅の撤去作業を進めた。
アダムズ氏は「いかなる市民も、路上で生活するべきではない。計画は人々と公共空間を保護するためのものだ」と強調した。市長室は、計画が約150カ所の野営地を対象とし①対応にあたる警官が手荒な真似をしない②撤去過程の間、警官がボディーカメラを着用するーを約束していた。
アダムズ氏は、路上生活者に対しシェルターの利用を促している。ただ「シェルターは危険だ」「シェルターではパートナーと一緒にいることが許可されない」などとして、シェルターの利用を拒むホームレスもいる。支援団体の主催者は「撤去計画は、既に危険で不安定な状態の中を生き延びようとしている人々の状況をさらに悪化させる」と訴えた。
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