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イースター・パレード復活
春を祝って数千人が参加

ニューヨーク市恒例のイースター・パレードおよびボンネット・フェスティバルが17日復活した。同日、ゴッサミストが報じた。
2020年はコロナウイルスの蔓延により中止された。昨年は有志が集まっただけだったが、今年は明るいパステルカラーや華麗な花々を使った出で立ちの数千人が参加した。
パレードは1870年代、上流階級が着飾って街を練り歩いたのが始まりという。工夫を凝らした衣装はその時代の名残といえる。道筋にあたる5番街の49丁目と57丁目の間は通行止めされた。パレードはフロートやマーチングバンドはなく、聖パトリックス大聖堂前は春を祝う人々のブロックパーティーの様相を呈していた。
草間彌生さんの水玉をモチーフにした衣装に身を包んだデイビー・ミッチェルさんは「こんな機会はめったにない。外に出て大勢の人たちと祝福できる幸せを噛みしめている」と興奮気味。初めて参加したというケリー・ストライカーさんは「映画の『イースター・パレード』が大好き。実物はもっと素晴らしい」と目をみはっていた。 サフォーク郡サグハーバーから、母娘で参加したマーゴ・イサドラ・シュネイダーさんは「2年間参加できずに寂しかった。生きている喜びを分かち合い、春の到来を歓迎したい」と顔をほころばせていた。

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