アイコン的書店、6月末で閉店へ グリニッジビレッジで30年営業、家賃高騰

 

 

アイコン的書店、6月末で閉店へ

グリニッジビレッジで30年営業、家賃高騰

 

「アンオプレッシブ・ノンインペリアリスト・バーゲン・ブックス」の外観(Photo: グーグルストリートビューより)

 

 マンハッタン区グリニッジビレッジで30年以上にわたって営業を続けてきた、アイコン的書店「アンオプレッシブ・ノンインペリアリスト・バーゲン・ブックス」が、家賃の高騰を理由に、今月末で閉店する。タイムアウトが3日、報じた。

 カーマインストリート34番地にある同書店は、単なる町の本屋ではない。2016年の大統領選予備選では、マンハッタン区に4カ所あったバーニー・サンダース議員のキャンペーン本部のうちの一つとして利用。11年には「ウォール街を占拠せよ」に関する図書館が設置されていた。

 別の場所で営業することを検討している経営者のジム・ドローガスさんは「実は、何かが起こると期待している。私たちは大きな影響力をもたらしてきたし、多くの人々がとても協力的だった」と話す。同書店は過去10年間、カーマインストリート・コミックスと店舗をシェアしてきたが、次の店舗も、別のビジネスとの共同店舗になる可能性がある。ドローガスさんは、グリニッジビレッジでの営業を望んでいるが、他の地域にも目を向けているという。

 インスタグラムのアカウント@VanishingNYが最初に、同書店の閉店について投稿すると、フォロワーたちからは多くの驚きと悲しみのコメントが寄せられた。

 


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