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NCの男、銃の大量密売で起訴
4万ドル相当、計36丁売りさばく

ノースカロライナ州の男が、マンハッタン区で4万ドル以上に相当する銃器を大量に密売し、ニューヨーク市警(NYPD)のおとり潜入捜査官に販売したとして、起訴されたことが7日、明らかになった。CNNが8日、伝えた。
検察当局が7日開いた記者会見などによると、タイリーク・コロン被告は、ハーレムで3回にわたっておとり捜査官に銃器を大量に販売。売りさばいた銃器は、計36丁に上り、40件以上の犯罪で起訴された。コロン被告がマンハッタン区で逮捕されたのは、5月19日。ノースカロライナからバスを降りた際、半自動拳銃5つとAR-15スタイルのアサルトライフルを所持していたという。
コロン被告がおとり捜査官に密売した容疑は計4回で、今年2~4月の間。盗聴などを使った調べによれば、銃器を売る目的でニューヨークを訪れ、自らが売る銃器を購入する際、銃許可証を取得するよう人々に持ちかけたとされる。検察によると、バッグいっぱいに銃を詰め、マンハッタンの喧騒の中で白昼堂々売っていたという。
検察当局は「今回の起訴は、おとり捜査や裁判所が公認した盗聴器設置などを駆使した積極的な捜査の結果だ」と強調。「他の多くの州では銃が簡単に手に入る。ニューヨーク市民の安全に脅威を与え続けている」としている。
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