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NY港に、バンドウイルカお目見え
ハドソン川など沿岸水質の改善現れ?

この10年間、ニュージャージー州以北で頻繁に目撃されているバンドウイルカが、ニューヨーク港にもお目見えしていることが、コロンビア大と野生生物保護協会の研究で明らかになった。聡明な哺乳類であるイルカの訪れは、ハドソン川など沿岸の水質が改善していることの現れとして注目されている。ゴッサミストが14日、伝えた。
「ニューヨーク港には、ほぼすべての人間の営みがあるのに、どうしてイルカが集うのか」。野生生物保護協会の研究補助員として研究を担ったサラ・トラビュー氏は疑問を投げ掛けた上で、解説する。「ここは、大事な餌(えさ)場のようだ。イルカが、これほどまでに都市化された地域に入ってくるほど、質量ともに価値がある餌があるのだ」。
研究チームは2018年から2年間、生態調査を実施。ボートに乗り込み、水中マイクを水深約15メートルの6カ所に設置し、1時間ごとに20分ずつ、餌を探す際にイルカが発する音「バズ」を録音した。最も多くのバズを確認したのは、ニューヨーク港への入り口である河口部の中央港で、夏の終わりから秋のピーク時には、ほぼ毎日発生していたという。
専門家は、イルカの活動状況を、船舶通行量が多いニューヨーク港に関する政策に生かすことができると指摘。航路・船舶交通管理のほか、風力タービンを建設する沖合工事にも活用できるとしている。



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