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イエローキャブ、基本運賃3ドルへ
料金23%の値上げ案を発表

ニューヨーク市タクシー・リムジン協会(TLC)はこのほど、イエローキャブの料金を22.9%引き上げる値上げ案を発表した。イエロー、グリーン・キャブの料金は、アプリによる配車サービス「ウーバー」が市場に参入し、ハイヤー業界を劇的に変えた翌年の2012年9月以来変わっていないという。ニューヨークポストが14日、報じた。
値上げ案には①基本運賃の2.50ドルから3ドルへの引き上げ②ラガーディア空港発着のタクシーに、新たに5ドルの追加料金を設定③JFK空港までの定額運賃を$52から$65に値上げ④ラッシュアワー、夜間の割増料金の増額⑤ニューアーク空港へのサーチャージを$17.50から$20に値上げ⑥「タクシー改善サーチャージ」を$0.30から$1に値上げ―などが盛り込まれている。
ウーバーやその他のアプリを使った配車サービスで稼働するドライバーの時給を上げる提案も、別で提出されている。今回の値上げ案は、ニューヨーク州都市交通局(MTA)がタクシーやハイヤーの乗客に対し、9~23ドルの渋滞料金の徴収を検討していることを受け、提案された。
料金の値上げが実現した場合、19年の乗客数に基づいて計算したドライバーの推定収入は33%増加し、メダリオンの収入が29.5%増加すると見込まれている。TLCの委員会は、10月6日に値上げ案についての公聴会を開く。
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