RSVとコロナ、インフルの違いは? 呼吸異常や高熱、味覚の変化などに注意

 

 

RSVとコロナ、インフルの違いは?

呼吸異常や高熱、味覚の変化などに注意

 

写真はイメージ

 

 全米でRSウイルス(RSV)の感染が広がる中、27日付のゴッサミストは、RSVと新型コロナウイルス、季節性インフルエンザとの見分け方や家庭での対処法などについて説明している。

 三つの感染症の症状には、重複するものが多く、それぞれが鼻水や咳、発熱を引き起こす。RSVはこれに加え、特有の症状として喘鳴がある。呼吸する際「ヒューヒュー」、「ガラガラ」といった音がすればRSVの疑いが高いという。インフルエンザは、非常に高い熱が出ることが特徴的。コロナは味覚や嗅覚を失うこともあり、子どもには、嘔吐や下痢など腸の問題が起きる。

 軽い症状の場合は、ゴム製のカップやおわん型にした手の平で、子どもの背中を叩き、気道から痰を出しやすくする。熱いシャワーを浴びた後の蒸気が充満した浴室は、鼻詰まりの解消に効果的だ。また、水分補給も重要。子どもの呼吸が通常より速いか、唇のまわりが青くなるなど肌の色に異常が見られた場合、医療機関での受診が勧められる。感染症にかかりやすい乳幼児のまわりでは、大人はマスクなどを着用することが推奨される

 RSVはコロナやインフルエンザとは異なり、ワクチンがない。最も危険なのは未熟児と生後6カ月未満の乳児、また、肺や心臓、神経筋、免疫系に欠陥のある子どもたち。また、高齢者が感染した場合はより致命的だという。

 


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