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サッカー場、メッツ本拠地隣に建設へ
NCFC専用、27年に完成予定

ニューヨーク市のアダムズ市長、ニューヨーク・シティ・フットボール・クラブ(NCFC)は15日、MLBニューヨーク・メッツの本拠地であるシティフィールド(クイーンズ区)の隣に、市で初となるプロ用サッカースタジアムの建設で合意したと発表した。250室のホテルと2500戸の手頃な価格の住宅を含む、23エーカーの巨大複合施設開発プロジェクトの中心的存在となる。ニューヨークポストが16日、報じた。
2万5千人を収容するスタジアムとなる見通しで、2027年までに完成の予定。ニューヨーク市にプロスポーツの主要施設が建設されるのは、12年以来となる。推定7億8千万ドルの建設費用は、NCFCが全額負担するという。
NCFCは12年のチーム結成以来、ヤンキースタジアム(ブロンクス区)を本拠地として使用していた。今後は、クイーンズ区でより大きな応援を得るため、スタジアムがオープンするまでは、シティフィールドで試合の一部を行うとしている。
シティフィールドをはじめ、テニスの全米オープンが開催されるUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターに新たなサッカー場が加わり、長らく放置されていたかつての工業地帯が、スポーツとエンターテインメントの目的地に変貌することが期待される。
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