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市内、313日積雪なし
史上4番目に長い記録


ニューヨーク市内で「積雪なし」の日が約10カ月続いている。16日、スタテン島(SI)ライブズが報じた。
米国立気象局(NWS)では、降雪が0.1インチを超えた場合に積雪と記録とされる。セントラルパークの観測地点では16日現在、313日連続して積雪は観測されていない。雪なしの記録としては、史上4番目に長いという。最長記録は332日。2019〜20年の冬の最後の積雪があった日から、20〜21年の冬の初雪が観測された20年12月15日までの間だった。2番目は320日、3番目は319日で、手の届くところにある。天気予報では気温は今後もしばらく氷点下を上回る見込み。本格的な降雪が2月4日までなければ、史上最長を達成する。
初雪観測が遅くなった冬としては1972〜73年の冬の1月29日という記録がある。積雪なしの史上最長記録の更新には、その記録を塗り替える必要がある。
セントラルパークでは例年1月中旬には9インチを超える積雪を観測している。今年は1月になっても春を思わせるような暖かさとなっており、向こう2週間も平均気温を上回ると考えられている。最低気温ですら氷点下を下回らない日が続く可能性が高い。NWSの予報官は「本格的な冬を迎えるのは1月末になる」と話している。
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