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パンデミック時に始まった、低所得者向け食糧支援「補助的栄養支援プログラム(SNAP)」の緊急給付金が、来月で打ち切りとなる。ゴッサミストが10日、報じた。

米農務省は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う公衆衛生上の国家緊急事態が宣言された翌月の2020年4月から、超低所得世帯を支援するため、フードスタンプとして知られるSNAPの給付額に、各世帯最低95ドルの緊急給付金を追加した。バイデン政権は、緊急事態宣言を5月に解除すると発表。これに伴い、緊急給付金も5月に打ち切られる事となった。
しかし、議会は12月に歳出法案を通過させ、緊急給付金の終了を2月に前倒しした。インフレにより食料価格がすでに約10%上昇する中、280万人以上の市民が3月から緊急給付金を失う。子供税額控除の拡大や緊急家賃支援プログラムなど、パンデミック時に始まった他の財政支援プログラムも終了し、低所得者層の生活は、ますます厳しいものとなる。2月中に食料を買いだめする人々もおり、来月からは、食料配給所への訪問者数が急増する事が予測されている。
ニュージャージー州では、マーフィー知事が2日、緊急給付金を継続する法律に署名。同州では、連邦政府の資金援助終了後も、約4万6千人の州民に、月95ドル以上の追加給付金が継続して支払われる。
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