ワクチンは無料、検査キットは自己負担も コロナ緊急事態宣言終了による変化

 

 

ワクチンは無料、検査キットは自己負担も

コロナ緊急事態宣言終了による変化

 


新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年3月以来、政府が続けてきた緊急事態宣言が11日、解除された。医療や保険などで緊急使用や要件免除が認められてきた体制から、ほぼ通常体制に戻る。

今回の措置で何が変わり、何が変わらないのか、整理した。


【変わる点:家庭用コロナ検査の費用負担】
今後購入した検査キットは、払い戻しの対象外となる可能性がある。公衆衛生の専門家は「この変化で、ほとんどの人は緊急事態が終了したことによる影響を実感するかもしれない」と指摘する。ただ、加入している保険次第では、負担が不要となることもあるという。

一方、病院医師の診察を経た後、医師の指示によって受診するPCR検査は、保険でカバーされる。検査施設やアージェント・ケアでは、保険でカバーされず、自己負担が発生する恐れがある。

【変わる点: 感染データ】
連邦政府に感染データが集まらなくなるため、全米レベルの監視が不可能になる。

【変化しない点: ワクチン】
ワクチン接種は、今後も全て無料で受けられる。

【追って変わる可能性がある点:遠隔診療】
鎮痛剤や注意欠陥・多動性障害(ADHD)薬の処方を受ける際、対面診療を受けるとのルールが復活する。ただ、新たなルールが策定されるまでは、個々の医師が柔軟に対応する可能性もある。

(10日、ザ・シティ)


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