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ニューヨーク州の子どもを巡る幸福度(2021年)が、全米50州中30位と平均以下だったことが14日、子ども関連財団の調査で明らかになった。経済的幸福、教育、健康、コミュニティ・家族の4カテゴリーから16の指標を基に評価。教育と健康では高かったものの、子どもの貧困による経済的幸福の低さが響いた。
調査では、州内の19%の子どもが貧困状態にあることが判明。貧困率は19年からわずかに上昇し、全米平均を2ポイント上回った。親が安定した雇用に就いていない子どもが34%に上ったほか、38%は家賃負担が苦しい世帯で暮らしていることも浮き彫りになった。単身世帯の子ども(34%)、親が高卒資格を持たない子ども(12%)、高貧困地域に住む子ども(14%)は、いずれも19年以降減少している。
一方、教育に関しては、4年生の7割が読解力不足、8年生の約7割が数学の基礎力不足だったものの、16位にランク。健康では、97%の子どもが健康保険に加入しており、全体で9番目に高かった。
隣接するトライステートエリアでは、子どもを巡る幸福度ランキングで、ニュージャージー州が全米7位、コネチカット州は9位。トップは、ニューハンプシャー州で、最下位はニューメキシコ州だった。(14日、ニューヨークポスト)
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