7月30日 編集後記 “NYにおける次の20年の日系コミュニティは???”





7月30日 編集後記

“NYにおける次の20年の日系コミュニティは???




編集部が気になった1週間の出来事

市内のハイテク企業、縮小傾向 だぶつくオフィス賃貸市場
6月時点でのNYのオフィス復帰率はいまだ50%。(編集部 A)

5番街のゴミ箱、お洒落にアップグレード 上蓋や側面開口部など機能面も
堆肥化義務付けなどを始めとして、今年はNYにとってゴミ問題進展の年。次5番街を歩く際は新たなゴミ箱に注目して見てみたい。(編集部 I)

火災でクレーンが倒壊しNY騒然
クレーンが崩れる映は衝撃的
。建設工事や足場が多い市内、近くを歩く際は気をつけたい。(編集部 A)

 

編集後記   “NYにおける次の20年の日系コミュニティは???”

皆さん、一週間お疲れさまでした。金曜日に、“創刊20周年特別号 第1部”を発行しました。

この機会に、改めて日本人コミュニティで活躍されている方々・支えてくださっている方々にお話を聞かせていただこうと思い、“日本人コミュニティを彩る人々”と題するインタビュー・シリーズを初めてみました。

この20年間、リーマンショックやコロナ禍などいろいろとありましたが、NY経済は40%弱(実質GDPベースで)成長しています。またアートやカルチャーに留まらず、LGBTIQA+、気候変動、地政学的摩擦といった世界的課題に関しても、新たなトレンドをうみ、発信することで、世界を牽引する都市であり続けています。そのダイナミズムは、日々のニュースを通じて、皆さんにも感じていただけているかと思います。

そのようなNYにおいて、日系コミュニティは、人口はこの20年で減少(特に、コロナ禍以降)しており、他の国の方々のコミュニティと比べても、まだまだ“インフラ”整備が必要な状況かと思っています。

日本においても、この間、海外との結びつきはより一層高まっていますし、国内生活を維持するためにも、海外との安定した関係が今後ますます重要になってくるものと思われます。実際に、コロナ禍の落ち着きを受け、最近日本国内において“海外”という意識が急速に高まっているように思いますし、今後海外日系コミュニティの果たす役割も大きくなってくると思います。

DAILYSUNとしては、“NYならではの機会・経験”を皆さんに存分に味わっていただくためにも、“(日系コミュニティの)インフラ”としての役割の一端を担っていければと思っています。また、今後は、日系コミュニティの充実のためには、日系や日本人以外の方々との交流がますます重要になってくると思っています。 その点、“日本人コミュニティを彩る人々”の初回として、ジャパン・ソサエティー理事長のJoshua Walker氏在NY韓国総領事のキム・ウィファン氏という日本人ではない方々に登場いただけたことを非常にうれしく思っています。

8月末には、“創刊20周年特別号 第2部”を発行しますので、そちらもお楽しみにお待ちください。ではよい週末をお過ごしください。

編集部より


今週の1枚

日本の夏と言えば、お祭り&屋台。暑さにも負けず。大変な盛況。


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