活動を通して学ぶ金曜英語 ニューヨーク育英学園

 

活動を通して学ぶ金曜英語

ニューヨーク育英学園

 

アルマ・トーマスについて学んでいる3年生
Ink Blowing Artに挑戦し、『日本画』を制作している2年生




ニューヨーク育英学園では、毎週金曜日は一日集中英語の日。朝の会から下校まで、英語科教師が各クラスの担任となり、丸一日(6コマ)現地校のように英語を使って様々なことを学ぶ日。午前中は、全学年混合の6レベルに分かれ、Vocabulary, Grammar, Reading, Speaking, Writingなどの語学スキルを強化することはもちろんだが、現地校の社会・理科・算数の教科書を使って、英語で教科の学習も進める。そして、午後は、学年ごとに、Art、Science、P.E. & Gamesの3分野に分かれ、週替わりで学齢に合った内容の活動型プログラムと行っている。英語学習者にとって一日中英語の環境で過ごすことは容易なことではないが、手や体を動かすHands-on Activityを通じて、クラスメイトと協力しながら楽しく英語を学習できるカリキュラムとなっている。  

例えば、午後のArtの時間には、様々なアーティストを取り上げ、作品を鑑賞しながら、そこに見られるテーマや画法について話し合い、作風やスタイルをまねてアートワークを制作する。これまでに取り上げたアーティストは、パブロ・ピカソ、クロード・モネ、ヴァン・ゴッホ、サルバドール・ダリ、アンリ・ルソー、マルク・シャガール、ピート・モンドリアン、アンディ・ウォーホル、フリーダ・カーロ、草間彌生などだ。先週の3年生のアートでは、アルマ・トーマスについて学んだ。最初に、英語科の先生が作成したスライドで作品を見ながら、どんなイメージを持つかなど、作品を見て感じることをクラスで発表し合った。そして、色紙を使って、自然をテーマに「アルマ・トーマス」風のカラフルなちぎり絵を制作した。子どもたちはそれぞれのもつ独自の自然感を色や形で自由に表現していた。  

また、菱田春草を取り上げた1学期のArtでは、『日本画』スタイルについて学び、インクをストローで吹いて紙の上に飛ばしながら模様を描いていくInk Blowing Artに挑戦した。世界各地のユニークな芸術作品に触れ、子どもたちは英語を学ぶことを通じて、自分なりの感性を存分に発揮しているのだ。

■お問い合わせ
電話(201-947-4832)
Eメール(info.nyikuei@gmail.com
記事、写真提供:ニューヨーク育英学園 英語科主任 廣田千里





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