RELATED POST
ノースウェル・ヘルス、救急業務を縮小
NY市の緊急診療態勢に懸念生じる

複数の病院を経営し、ニューヨーク市最大のヘルスケアプロバイダー「ノースウェル・ヘルス社」が、市内の一部で救急車のカバー範囲を順次縮小している。17日から、クイーンズ区東・中部での診療範囲を縮小。今年初めには、スタテン島で救急車の対応を取りやめており、緊急診療態勢への懸念が生じている。
今回の削減には、ダグラストン、リトル・ネック、ベイサイド、フォレスト・ヒルズ、レゴ・パーク各地区における夜間の救急車対応に関する高度救命処置の廃止も含まれている。クイーンズ区とナッソー州境にあるノースウェル・ヘルスの病院には、フォレスト・ヒルズのロングアイランド・ジュイッシュ、ニューハイドパークのコーエンズ・チルドレンズ・メディカルセンターとロングアイランド・ジュイッシュがある。
ノースウェル・ヘルスの広報担当は、救急車削減を認めた上で「引き続き、ニューヨーク市最大の救急サービス提供者の一つであり続けることは可能だ」との見解を示した。市の報告書によれば、ニューヨーク市消防局(FDNY)は、911救急対応が遅れていることに頭を悩ませている。ノースウェル・ヘルスが担っていた業務をFDNYが引き継ぐことで同意していたものの、アダムズ市長が支出削減を呼び掛けており、実現は見通せなくなっている。(17日、ニューヨークポスト)
→ 最新のニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








