
9月16日(土)ハリケーンが迫ってくる中、みんなの運動会を楽しみにする気持ちと幼児部さん作成の“てるてる坊主”の力でハリケーンの進路が変わり、過ごしやすい気温、爽やかな風の中でニューヨーク補習授業校W校の運動会が借用校のグラウンドで行われた。2年前は学年別の時間差運動会、昨年はマスクをしながらの運動会だったが、本年度は4年ぶりに思いっきり楽しめる運動会となった。NY日本人教育審議会会長 久保克之様、NY日本人教育審議会事務局長 倉西美由紀様、NY日本人教育審議会教育管理委員会委員 鈴木有香様、NY日本人学校校長 岡田雅彦様、W校保護者会会長 西井優芽様をはじめとしたご来賓の方々にもお越しいただき、多くの保護者、卒業生、教職員、スタッフと共に集う素晴らしい日和の運動会となった。
運動会は、川﨑校長が長い金色のリボンを風になびかせて、「今日はこのように風になって走って、動いて、みんなで楽しみましょう!」、と話し、また、この運動会を準備していた関係の方々にみんなで「お願いします!」と大きな声で挨拶を行った。続いて保護者会長の挨拶、選手宣誓が行われた。幼児部年中から初等部6年生までの372名の幼児・児童は、徒競走、ダンス、玉入れ、障がい物競走、リレーや各学年の種目に風に乗って全力でがんばっていた。
「赤、赤、赤!」、「白、白、白!」と、どのレースでも大きな声の応援と歓声、そして、赤白に関係な最後までがんばる選手を全員で応援する姿勢がとても素晴らしかった。得点板の赤白の得点が僅差の中、運動会最後の種目、紅白対抗リレーは大きな声援と拍手、大歓声のもと、赤白1~3年生、4~6年生の各選抜リレーチームが走り抜き、各種目との合計得点で上回った白組が勝利した。プログラム表紙絵コンクール8人の表彰があり、子どもたちはお世話になった保護者、運動会委員、学校職員スタッフ、に大きな声で「ありがとうございました!」と立派な挨拶と礼をすることができた。会場からは大きな拍手が寄せられた。
W校の運動会には、親子の競技、保護者が参加する競技があり、運動会委員さんを中心に、多くの保護者の皆様の協力のもと、先生方とスタッフが協力する人と人のつながりが深い大運動会を会場全体で楽しむことができた。また、授業終了後~11時50分開始前まで、グラウンドに家族や友人でお弁当を食べる日本と同じような幸せな微笑ましい光景が見られた。
記事、写真提供:ニューヨーク補習授業校W校

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