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マジックマッシュルームの合法化検討
NJ州議会、21歳以上の所持可能

ニュージャージー州議会は先週、幻覚作用を持つ「マジックマッシュルーム」を合法化する法案の検討を始めた。地元メディアが報じたところによれば、提出された法案は、州がマジックマッシュルームの有効成分シロシビンを含む製品の製造と販売を許可し、21歳以上の成人による使用や4グラムまでの所持が可能にすることが柱だ。
メーカーは、シロシビンの合成やマジックマッシュルームの栽培を実施。特別施設で事前講習やスクリーニングなどを行った後、投与することになるという。 州上院のスクタリ議長ら議会幹部は、法案を支持しているものの、薬物乱用を助長しかねないなどの反対論も出ている。成立すれば、既に合法化しているオレゴン、コロラド両州に続く3番目の州となる。
米食品医薬品局(FDA)は昨年、シロシビンについて、うつ病や精神不安、PTSD、アルコール中毒など精神疾患の「治療薬として非常に有望」としたガイドラインを作成した。一方、州内のハッケンサック・メリディアン病院は16日、英国のバイオテック企業と提携を発表。合成シロシビンを使った治験を始める意向があることを明らかにした。同病院の精神科医エリック・アルセラ氏は「調査分析は必要だが、治療薬としての可能性は高いようだ」と指摘している。(16日、ニューヨークポスト)
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