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犯罪の通報を受けてから、ニューヨーク市警(NYPD)の警官が現場に到着するまでのレスポンスタイムが長くなっている。アダムズ市長の暫定管理報告書によると、2024年会計年度は平均16分で、前年度同時期と比べて約2分伸びていた。
対応の遅さは、重大犯罪にも及んでいる。今会計年度の最初の4カ月間、進行中の重大犯罪を巡る通報を受けてから、警官が現場に到着するまでの時間は、前年同時期の9分1秒から、40秒増えていた。ただ、報告書は、少なくとも2021会計年度以降、レスポンスタイムは全体的に上昇しており、警察の対応の遅さは、今に始まったことではないと指摘している。
レスポンスタイムの増加のほとんどは、通報の受付けや出動要請にかかる時間よりも、警官の移動時間に起因しているという。パンデミックから回復するにつれ、市内の交通量が増え、移動時間が長くなったとされる。混雑課金制度の導入が、交通渋滞解消に役立つと期待されている。
報告書はまた、この増加は、他の同程度の期間よりも4万5千件多い緊急通報を受けていた事や、制服警官の数が22年10月~23年10月までに約920人減少したのにも関連している可能性があると指摘している。(2日、パッチ)
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