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正体不明のアーティスト、バンクシーの作品を再現したミュージアム「バンクシー・ミュージアム」が15日、マンハッタン・ソーホーにオープンした。

バンクシーは、世界中の公共スペースに、アートを密かに、時には違法に残す、世界で最も有名なゲリラ・ストリート・アーティストだ。2018年に140万ドルで落札された「風船を持つ少女」は、3年後に「愛はゴミ箱の中に」と改名され、2540万ドルで転売された。ただ、彼の作品は、一般にはほとんど公開されておらず、その多くが転売目的で盗まれたり、不注意で破壊されたり、清掃員に消されてしまった。
そのため、ミュージアムは匿名の複数のストリート・アーティストを雇い、バンクシーのエネルギー、反抗心、生の才能を見事に反映させた作品を再現。「世界最大のコレクション」として160点以上の作品を展示している。ストリート・アートが最も有名なバンクシーだが、スタジオ・プロジェクトもいくつか展示されており、世界中の路上で実際に制作された作品の映像も見ることができる。
カナル・ストリート277番地(277 Canal St.)にある同ミュージアムの営業時間は、毎日午前10時から午後8時まで。チケットはMuseumBanksy.comまたはミュージアムで購入可能。事前予約が推奨される。(15日、ニューヨークポスト)
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