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ニューヨーク市民にとって、地下鉄で気軽に行けるコニー・アイランド・ビーチ。記録的な暑さが続く中、市内随一の魅力的な海水浴場では、溺死が相次いでいる。ライフガードが常駐するのは、連日午後6時まで。それ以降の遊泳禁止規則を強制するのは困難であって、遊泳客も注意が必要だ。ニューヨーク・タイムズが6日、伝えている。

本格的な夏がニューヨークに訪れてから2週間あまりが経過した。市内における今年の溺死事故は、既に昨年の4件に匹敵し、昨年の3件を上回っている。米海洋大気庁によると、昨年の溺死事故の一つはコニーアイランドで起きており、海流に流された15歳の少年が悲劇に見舞われた。2019年には、クイーンズ・ロックウェイズで少なくとも青少年7人が溺死した。これらを含めて、大半の溺死事故はライフガードの不在時に発生している。
コニー・アイランド・ビーチを抱えるクイーンズのドノバン・リチャーズ区長は、市とライフガードを抱える組合に対し、とりわけ猛暑が続く間、ライフガードの勤務時間を少なくとも午後7時まで延長するよう要求。とは言え、ニューヨーク市はここ数年、深刻なライフガード不足を抱えており、市内のプールなどは人手不足のため、施設を閉鎖しているのが実情であり、実現するかどうかは見通せていない。
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